ペンギンの抱卵姿が人気 京急油壺マリンパーク
京急油壺マリンパークでは、目の上の黄色い飾り羽が特徴のキタイワトビペンギンが産卵。現在、懸命に卵を温めている様子を観察でき、人気を集めている。 イワトビペンギンは、キタイワトビペンギン、ミナミイワトビペンギン、ヒガシイワトビペンギンの3種類がおり、このうち国内ではキタイワトビペンギンとミナミイワトビペンギンの2種類が飼育され、同パークではキタイワトビペンギンを飼育している。
1984年から85年に同ペンギンの野生個体9羽を導入し87年に初めて繁殖に成功。以来20年以上にわたり減少傾向にある同種の保存と繁殖に注力してきた。2004年に待望の2代目の繁殖に成功。その功績に対し翌年、国内の動物園・水族館に与えられる最高の栄誉といわれる古賀賞を受賞した。今年3月現在飼育している35羽のうち25羽は同パークで繁殖したものだ。
今年は11組がペアを作り、3月初旬から産卵。通常1ペアで2つ卵を産み、大きさはニワトリの卵より一回り大きく、メスが卵を温めている間はオスは巣材を修復するなどし、夫婦仲良く交代で卵を抱えて温める。予定ではゴールデンウィークには赤ちゃんペンギンの姿が見られるという。
営業時間は午前9時から午後5時。入園料金は、大人1700円・中学生1300円・小学生850円・幼児(4歳〜)450円。
問合せは、同パーク【電話】046(880)0152へ。
「チェルSeaみうら」徹底解剖6月21日 |
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