生活保護5年で倍 405世帯574人が受給
全国的に増加傾向にある生活保護を受けている世帯。三浦市でも年々増加傾向にある。2012年度は、総世帯数17888に対して405世帯・574人が生活保護を受けている。2007年度の226世帯(総世帯数17919)・280人と比較しても倍近く増加している。
人口1000人あたりの受給者数を示す保護率も2012年度は12・1で2007年度の5・7と比較しても倍以上の数字だ。
保護世帯の類型別内訳で見ると2012年度は高齢者は207世帯と最も多く占める。次に傷病が98世帯、障がいが44世帯、その他が36世帯、母子が19世帯と続く。高齢者が多く占めるのは、2007年度の統計から変わっていない。「地域によっては高齢者のほかに、若年層の受給者も増える傾向にあると聞いていますが、当市は神奈川県下でも高齢化率が高いことからも、高齢者の受給者が増える傾向にある」と市福祉課では分析。
市もやみくもに受給者が増えるのを黙ってみているわけではない。ケースワーカーと就労支援員(非常勤)などによる就労に向けた相談や活動を行っており、成果が出た例もある。市福祉課は「病気等問題ない人で、働きたくても職が見つからない、見つけることができないという方の支援を今後も続けていく」と話している。
「チェルSeaみうら」徹底解剖6月21日 |
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