三浦藤沢信金×横浜市大 観光活性化 産学連携で 城ヶ島来訪者にアンケートも
三浦藤沢信用金庫と横浜市立大学が連携し、三浦半島の観光活性化の道を模索している。地域に根を張る信金の情報力と市大生の若い発想による掛け算で、新しいアイデアを盛り込んだ観光プランなどを打ち出していく。年内にも提言書をまとめる方針だ。
市大では、藤野次雄教授のゼミに所属する学生らが研究を進めている。これまでに三浦・横須賀の両市の現況などの基礎データを収集、同信金の職員と情報交換を行ってきた。今月14日には、エリア内に点在する観光スポットをめぐるフィールドワークを実施。各所で強みと課題などの聞き取りを行った。
県立城ヶ島公園では、城ヶ島観光協会の青木良勝会長のガイドで、普段は立ち入ることのできない砲弾跡につながる地下壕や弾薬庫に足を踏み入れた。
同ゼミでリーダーを務める市坪愛さんは、「自然と歴史の豊かさが鍵となる。近隣へのPRも工夫を凝らしたい」と展望を語った。
今後は夏休み期間を使って、現地の来訪者にアンケート調査を行うなどして、予算額や周遊ルートなどの動向を把握する。
![]() 城ヶ島公園内にある迷彩色に彩られた地下壕
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