実話に学ぶ、防災のこと 人形劇で再現
約150年前、和歌山県内で起こった津波から地域の長が住民を守ったという実話を題材にした防災人形劇「稲むらの火(デフ・パペットシアター・ひとみ座)」公演が23日、市民ホールであった。主催・横浜YМCA、後援・三浦ロータリークラブほか。この公演は、人形劇を通して、地震や津波から身を守る手段を学んでもらおうというもの。
劇の前に行われた防災の話で、講師の泰好子さん(日本女性消防職員ネットワーク代表)は、地震や津波から身を守るため普段から心がけなければいけないこととして「日常から自分たちが非難する場所を確認しておくことが大事」とし、「長い揺れが続いたら高台に逃げること」と話した。
劇団員らは、人形を器用に操り細かい動きまで再現、祭りの準備に追われる村人を主人公が津波から救った様子を演じた。親子で来たという女性は「人形劇なら子どもでも分かると思い来た。防災について子どもと学ぶ良い機会だと思う」と話していた。
「チェルSeaみうら」徹底解剖6月21日 |
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