海洋教育に役立てて 東大実験所、市に本を寄贈
三浦市と連携協力し海洋教育を進めている東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所はこのほど、「海の観察ガイド」と「三崎の磯の動物ガイド第2版」を市内小・中学校に各50冊計1200冊を寄贈した。
三浦市は現在、同実験所職員と市教職員らが協力し小中学校で活用できる地域密着型海洋教育教材の開発を進めている。今回の寄贈は、教材開発の参考資料にしてもらうためと子どもたちの海洋教育の資料に役立ててもらおうということから行われた。
寄贈されたガイドには、磯の地形をはじめ、クラゲ、ウミグモやフジツボの仲間、エビなど海に生息する小動物のほか海藻類など、解説を交えた写真やイラストを掲載。子どもたちが住む地域に生息している生き物が紹介されている。
市教育委員会は「子どもたちが気軽に手にとって海のことを学ぶことができる。校外学習の時に持って出かけたりすることができるので役立てたい」と話している。
![]() 写真や解説が掲載されている
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「チェルSeaみうら」徹底解剖6月21日 |
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