実相寺 坐禅や瞑想を体験 夏休み子ども道場
児童が坐禅や瞑想体験をする「寺子屋夏休み子ども道場」が先月31日と8月1日、1泊2日で初声町の実相寺で行われた。
実相寺が行っている寺子屋は、児童に「命の大切さ」や「自分の力だけで生きているのではなく、多くの縁の中で生かされている」ということを、体験を通して学んでもらおうと行われている。毎年夏に行われており、今年で7回目。
寺子屋には、47人の小学生が参加した。児童は、竹細工で自分が使うコップとスプーンを製作。農業体験でトウモロコシを収穫し「いただきます」の意味を学び、座禅体験では「しあわせとはなんだろうか」を勉強した。また、「戦争疎開体験」などを聞くなど、児童は多くを学んだ。
寺の庭に設けられた特設プールで遊んだり、肝試しや花火、流しそうめんなどで楽しいひと時を過ごした。最後に児童は、練習したお焼香を皆の前でひとり一人行った。
参加した児童は「自分たちでコップやスプーンを作ったり、カレーを作るなど貴重な体験が出来た」と話していた。同寺の植坂泰雄住職は「寺子屋は地域の人の協力で毎年開催している。子どもたちは、学校や家庭では体験できないことがここで学べたと思う。子どもたちの成長に繋がれば」と話していた。
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