喫煙・受動喫煙防止を呼びかけるポスターコンクールで南下浦中学校(吉村文弘校長・生徒387人)の惣田萌さん(3年)の作品が特選に輝いた。メッセージ性の強さが特選の決め手となった。19日、同中学校で表彰状の授与が行われた。
同コンクールは、小・中学校の生徒にたばこの害が及ばないよう、喫煙や受動喫煙防止の普及と啓発を目的に、県鎌倉保健福祉事務所三崎センターが主催して開催された。市内の小・中学校を対象にしたもので応募総数は121枚。
惣田さんのポスターは、家族やペット等が描かれ全体的に明るい色でまとめられている中、タバコの煙だけは暗い色が使われている。「掲出される場所に左右されず、目につくことを考慮して明るい色にした。タバコの煙は人体に悪影響を及ぼすということを伝えたかったので暗い色にした」と話す。
惣田さんは昨年に続き2度目の特選。「昨年の作品は、タバコは体に悪いというイメージを強調するために黒を基調とした。しかし、遠くから見ると分かりにくかったという反省から明るい色を使った」と惣田さん。「たばこを吸うことで、本人や周りの人が体に悪影響を及ぼすことを認識してほしい」と訴えた。同三崎センターの永井雅子所長は「ポスターを見てひとりでも多くの喫煙者が禁煙するようになれば」と話した。吉村校長は「若い人が作るポスター等は大人の社会では価値がある。これからの活躍に期待する」と惣田さんをたたえた。
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