2013年にスタートした三浦産真珠の復活プロジェクト。かつて真珠養殖が行われていた油壺の小網代湾に、再び―と大学の実験所・水族館・漁協有志ら、産学官民がタッグとなり取り組んでいる。そんな中で先月、地元住民を中心としたNPO法人「小網代パール海育隊」を発足。賛同する民間企業の後押しも受けて、”オール油壺”の強力布陣で事業に臨む、同団体代表の出口浩さんに活動へ懸ける思いを聞いた。
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出口さんは小網代生まれの小網代育ち。生まれてこの方、海と共に過ごしてきた。目の前に広がる雄大な自然はごく身近な存在だったが、「外の人から『本当に良い所に住んでいる』と羨ましがられるたびに、当たり前ではなく、ありがたいことだと気づかされた」という。これが後に、一度は消えた真珠復活に携わる原動力となった。
現在は父親の跡を継ぎ遊漁船「所ヱ門丸」の船頭をつとめ、海釣りの楽しさを伝える傍ら、真珠を育てる母貝のアコヤ貝養殖支援に力を注ぐ。「この海に、自分は何で恩返しできるのか」。海の男として使命感に燃えている。
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団体名に掲げる”海育隊(うみいくたい)”。海を育むという言葉には、海と共に生きる人を育てるとの意味も併せ持つ。真珠養殖の支援を通して環境保全や地域住民の交流、子どもの海洋教育の促進などを趣旨に、「真珠養殖をきっかけに自然に目を向けてもらえたら」と話す。
今年、名向小の児童を前にアコヤ貝から真珠を取り出す作業が披露された。「次世代の子どもたちへ海の豊かさを伝え、親しみ愛する心を育てたい」
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30年以上も前、マリンパークが遠足や修学旅行のメッカとなり、休日には身動きがとれないほど人が押し寄せる市内屈指の観光地だった油壺。その後、別荘地として人気となり、昨年からは小網代の森が一般開放され、再び県内外から熱い注目を集める。ムーブメントを起こすには今が好機。今後はアコヤ貝養殖の良好な環境を保つためアマモ再生なども行いながら森同様、子どもたちがこの地に生まれたことを誇りに思えるような海へ育てていく。
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