「三崎のまぐろの魅力を体感しながら、日本の海の未来に思いを馳せて」―。今月16日、三崎港周辺でスタディーツアー「まぐろのがっこう」が催され、県内外から40人が参加した。
主催したのは、これまで150超の社会問題に関する独自ツアーを企画運営している「(株)Ridilover/一般社団法人リディラバ」(東京都)。今回は、日本人になじみ深いまぐろに焦点を当て、水産資源の持続可能性について考えてもらおうと開かれた。
参加者は、まぐろ卸問屋・(株)三崎恵水産の加工場と超低温冷蔵庫を見学。専用機械で凍った身を無駄なく手早くカットする様子や、マイナス60度の冷凍庫に保管された約700トンのまぐろに圧倒されていた。続いて、うらり2階でバーベキューを楽しんだ一行。尾の身やえんがわ等に舌鼓を打った後、東京海洋大学勝川俊雄さんによるクイズ形式のワークショップを行った。企画した小川真依さんは「現場を見ることで商品にかける生産者の手間や思いを目と舌で感じ、考えてもらえたら」と話した。
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