京浜急行電鉄(株)は、今年秋頃から三浦海岸駅で新型ホームドアの実証実験を行うと今月12日に発表した。1番線下りホームの最後部1両分に、「どこでもドアⓇ」と名付けられたホームドアを設置。安全・耐久性や実用性などを検証する。
今回、三浦海岸駅で行われるのは、三菱重工グループ「三菱重工交通機器エンジニアリング(株)」が開発中の新型ホームドアの運用実験。ホームドアとは、線路とプラットホームを仕切る扉のことで、乗客と列車の接触や落下事故防止を目的とした安全対策の1つ。
さまざまな鉄道会社が乗り入れる都市部の駅では、ドア数や位置が異なる車両が複数運行していたり、駅がカーブしていることによって、ホームドアを設置できない駅も少なくない。京急でも京成線や都営地下鉄線などを含めて、現在16車種が乗り入れていることから、2010年に開業した羽田空港国際線ターミナル駅のみの導入にとどまっている。
どこでもドアは、伸縮可能な構造に設計され、開閉部分を広めに取っているため、2〜4ドアの幅広い車両に対応。これまでの不具合を解消できるという。また、車両の改修や車掌による操作を行うことなく、地上設備だけでホームドア開閉との連携が可能な「地上完結型簡易連携システム」を採用。利便性の向上が期待されている。
実証実験は今秋頃にもスタートし、今後1年間かけて安全性やシステムの安定性などについて国土交通省の支援を受けて行っていくという。
東京五輪までに800駅
国土交通省の統計によると、全国の鉄道やモノレールなど9000カ所を超える駅のうち、ホームドアを設置しているのは665駅(今年3月末時点)。近年では、新規開業路線やJR山手線など乗降客の多い駅(1日10万人以上)を中心に整備が進められているが、設置工事において多額なコストが必要になることから、普及に時間がかかっているのが現状だ。
同省では、高齢者や障がい者など全ての利用客の安全確保に有効とホームドアの効果を評価。昨年2月に閣議決定した「交通政策基本計画」では、東京五輪・パラ五輪が開催される2020年度までに、設置駅を800駅に増やす目標を盛り込み、積極姿勢を示している。
京急電鉄でも「実験へ協力するとともに、今回の結果を踏まえて、今後の設置も含めたホームの安全対策について検討していきたい」と、広報課担当者は話している。
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