このたび念願だった新会館が、創立60年の節目に完成いたしました。県・市などの関係の皆さま、また会員の皆さまのご理解とご協力の賜物であり、御礼申し上げます。
さて、全国随一のまぐろの水揚げ港として有名な焼津港(静岡県焼津市)では、水産業の振興を図るため「焼津市水産振興会」を立ち上げ、外地船の誘致活動などを行っています。行政、水産・経済関係団体や企業、商工会らが”オール焼津”として団結し、地域経済の活性化に本腰です。水産業が基幹産業の1つである三浦市でもこのような姿勢が、市場間競争に勝つために必要なのではないでしょうか。
ちょうど三崎漁港では高度衛生管理化に向けて、冷凍マグロ用低温卸市場の新設計画が進められ、今年度内に着工予定です。こうしたハード整備は大変喜ばしいことですが、地域経済の再生には施設を上手に活用する仕組みも考えるべきです。高い水揚げ価格や入港漁船へのサービスといった三崎を選ぶメリットを増やすことで現在、他都市へ流れている水揚げも三崎へと呼び戻し、ひいては経済再生に繋がると思っています。
新会館となった三浦商工会議所も同様に、さらなる運営基盤の強化をしなければなりません。今後も地域の事業所者のお役に立ち、信頼される存在になるよう取り組んでまいります。
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