かながわ信用金庫は13日、取引先の経営者など約450人を集めて新都市ホール(横浜市)で経済講演会を開いた。講師として登壇した元鳥取県知事の片山善博氏=写真=が「真の地方創生とこれからの日本」をテーマに持論を展開した。
片山氏は日銀の「マイナス金利」を例示して、金融政策の限界を指摘。アベノミクス初期の経済活性策として実施された「プレミアム商品券」も効果なしとの見解を示し、現政権が打ち出している「地方創生」を批判した。知事時代の経験談をもとに、政府と自治体の付き合い方も披露。「政府の言うこと『も』聞く。言いなりではなく、独自の判断基準を持つことが大切」と説いた。
会の冒頭で同金庫の中間決算報告もあり、9月末時点で預金残高が1兆円を突破。全国265金庫の中で35位の成績で好業績を維持していることが発表された。
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