県立三浦臨海高校3年の時川奏太(かなた)さんが4月23日(日)、両国国技館で開かれるダンス競技会「GATSBY(ギャツビー) HIGH(ハイ) SCHOOL(スクール) ダンシ COMPETITION(コンペティション) 2017」に出場する。今年1月、インターネット上で行われた予選を1位で勝ち抜き、決勝へ進出。「会場を沸かせるダンスで優勝したい」と意気込みを見せた。
「日本一カッコイイ高校生男子ダンサーを決定」と銘打って行われる同大会。今年1月、大会公式ツイッター上で予選会が実施され、70組を超える全国の高校生が自慢のダンスを動画で披露。リツイート・いいね・コメントの数、パフォーマンス技術、ビジュアルや衣装センスをそれぞれ得点化して競われた。
時川さんは1分15秒という短い動画ながら、華麗な足技や肩の関節を自在に動かす「ボーンブレイク」と呼ばれる技など数々のアクロバティックな動きで話題をさらい、ツイッターでの支持は延べ2500件にのぼった。その他の審査項目も高評価を得て25点満点中22点で予選を1位通過。決勝に駒を進めた。「思ってもいなかったので驚きが大きかったが、学校の先輩や同級生だけでなく全国の人から応援してもらいとても嬉しかった」
決戦の舞台は、トップダンサーが集う国内最大規模のストリートダンスフェスとして知られる「DANCE(ダンス) ALIVE(アライブ)HERO’S(ヒーローズ) 2017」のメインステージ。決勝進出した3組4人の高校生ダンサーが、両国国技館に集まった約1万2000人の観衆の前でライブパフォーマンスを披露し、ナンバーワン男子高校生を決する。
かつてはサッカー少年
時川さんが本格的にダンスを始めたのは、高校に入ってから。中学まではサッカー少年だったが、新しいことを始めたいと入学を機に挑戦。ダンス部にも入部し、見よう見まねで様々なダンサーの動画を参考に独学で技術を習得してきた。ストレッチや自主練習は欠かさず、ダンスに費やす日々。そのストイックさに友人や顧問も舌を巻き、オリジナリティ溢れるユニークなセンスもあって、めきめきと頭角を現した。
横須賀中央駅前のYデッキなどで路上パフォーマンスをすることもあるといい、「どう見せるかをいつも考えているので、褒められたときの達成感が次のやりがいになっている」とダンスへの情熱を語る。
高校卒業後はプロダンサーになる夢を叶えるため、アメリカ留学でキャリアを重ねたいという時川さん。まずは、あさって23日に迫った大舞台で優勝して弾みをつける。
ダンサーとしてはまだ駆け出しでライバル2組との経験の差は大きいが、「憧れのステージ。ここまで来たら自分のダンススタイルで絶対に優勝したい」と静かに闘志を燃やした。
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