三浦市老人クラブ連合会と三浦市社会福祉協議会は、市内の老人クラブの実践例をもとに地域支援について考える勉強会を、今月11日・12日に催した。
実践報告では、地区内に住む高齢者世帯の訪問や見守り、レクリエーション活動などを展開するクラブ代表者が日ごろの取り組み内容、現状、課題を紹介。「家から外に、地域から外に一歩出る働きかけを続けたい」など意欲を話すと、集まった民生委員や健康体操サロンを運営する「介護予防インストラクター」らは、メモを取りながら好例に耳を傾けた。
続いて行われたグループワークでは、「助け合い体験ゲーム」を実施。カードゲームを通して生活の困りごとを共助で解決する大切さを学んだ。
「誰か裁縫してくれる人いない?」「そのくらいなら私にもできるわ」「じゃあ、除雪はどう?」「年で力仕事はできないよ」―。日曜大工、除雪、入浴の介助、ゴミ出しなどと書かれたさまざまなカードのなかから、自分が周囲に頼みたいことを3枚選択。グループのメンバーに向けて助けてくれる人を探し、交渉成立をめざすというもの。
参加者は自身の強みをいかせるボランティアの再発見や地域の共通課題の洗い出しを積極的に行っていた。
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