三浦市議会(岩野匡史議長)主催の議会報告会が、今月13日・14日に市内3カ所で行われた。
13日はケアマネ連絡会、通所事業所連絡会など介護福祉施設職員らを対象に開かれ、約20人が集まった。
はじめに、市の災害対策に関する指針や平時の防災への取り組みが報告されたあと、市議会における災害時等の行動マニュアルを紹介。続いて「介護と防災」をテーマにグループワークを行い、市民と議員が活発に意見を交換した=写真。
「3・11をきっかけに体制づくりを進めたが、当時はどうしていいか分からず不安だった」。とくに意見が多かったのは、民生委員との連携強化、要援護者の所在や健康状態を記した情報の取り扱いについて。家族構成、障害の有無、情報伝達、安否確認方法などを「どこまで事前に把握し、地域内で共有できるか」といった議論が交わされた。
また、共助による地域の防災意識醸成の必要性を問う声もあがり、「介護福祉の専門職も参加して、地区単位で防災計画をつくってはどうか」との提案もあった。
国や自治体は近年、「地域包括ケアシステム」を構築して在宅医療・介護を推進している一方、国内では地震や豪雨災害が頻発。議員は非常時対応の統一化を求める市民の声に耳を傾けていた。
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