横須賀市本町の大型商業施設「ショッパーズプラザ横須賀」が今年4月から全館リニューアル工事を行うことが分かった。営業再開は2020年を予定し、施設全体の改装やテナントの再編成などを検討している。
施設を運営するイオンリテール株式会社によると、中核テナントのイオン横須賀店は全館改装に伴い、3月末の営業をもって一時休業。改装後も入居する予定だ。施設全体では観光ニーズに対応できる施設づくりやサービスも検討している。施設内テナントや敷地内の周辺飲食店、観光施設の今後については協議を進めているという。
三浦半島で唯一の映画館「横須賀HUMAXシネマズ」を運営する株式会社ヒューマックスシネマの担当者は、「今後の方針は未定」とコメントしている。
ショッパーズプラザ横須賀から一番近い地元商店街である「ドブ板通り商店街」の越川昌光理事長は「『どぶ板バザール』をはじめとする共同催事を定期的に取り組んできた。しばらくは買い物客の導線に影響が出てしまうのではないか」と危惧する。一方で「新たな集客力のあるテナントを増やしてもらうことで、汐入地区全体の活性化につながれば」と期待を込める。
同施設は住友重機械工業横須賀分工場跡地に1991年、スーパーマーケット「ダイエー」を中核テナントとして開業。映画館やボウリング場もある、市内最大級の複合商業施設として市民に親しまれてきた。16年に株式会社ダイエーが関東地域で展開する店舗をイオンリテール株式会社南関東カンパニーへ移管。「ダイエー横須賀店」は同年から「イオン横須賀店」として開業し、施設全体の運営も行うようになった。
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