ひと口頬張るとまぐろの街・三浦感じる変わり種餃子、おひとついかが――。三浦海岸駅前の「食事処いしばし」で提供する「まぐろぎょうざ」が、ひそかな人気を集めている。「三浦に来たからこそ食べられる料理で観光客に喜んでほしい」。店主の石橋政吉さん=写真上=は、名物づくりへの気概を話す。城ヶ島の漁師の家に生まれた石橋さん。「おいしい海の幸を提供したい」と魚介中心のメニューを取り揃え、約6年前には「ひじき寒天」なるスイーツを考案。ユニークなアイデアが話題となった。
餃子のおもな材料は、まぐろのすき身とニラ、独自配合の調味料と企業秘密の隠し味。餡に使う野菜がまぐろの風味に負けて餃子らしさがなくなったり、水分量が難しかったり、冷めると硬くなる肉質などを克服しようと試行錯誤した。中華料理店の店主にアドバイスを仰ぎながら、ママの玲子さんと二人三脚で理想の味を探すこと1年半。周囲の太鼓判をもらい、晴れてメニュー入りを果たしたという。
珍しさから観光客のみならず、地元の顔なじみ客にも好評で、「次は地魚のアジを使った餃子をつくりたい」と石橋さんは意欲を見せた。
![]() 4個580円で販売
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