引橋の三浦消防署となりに今月24日開業した「ベイシア三浦店」。オープン前の職員を対象とした福祉研修の一環で、三浦市社会福祉協議会による認知症サポーター養成講座が行われた。
2日間で約100人のスタッフが受講した講座では、店内での迷子や毎日同じ商品を買いに来るなど実例を挙げて、適切な接客の仕方を紹介。続いて行われたグループディスカッションは、「認知症と思われる来店客がレジを通さず商品を店外へ持ち出した際、どう対応するか」をテーマに活発に意見を交換。驚かせない・急がせない・自尊心を傷つけない―などの心得のほか、地域全体で支える大切さを学んだ。
同社では、障がい者や高齢者へ配慮した接客応対を身につけてもらおうと、車いすや高齢者疑似体験などの研修を実施しているが、認知症に関連した講座はこれが初めて。三浦市は高齢化率が約38%と県内で最も高く、多くの高齢者の利用が想定されることから、市社協が受講を提案。このほどの開催に至ったという。
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