パラスポーツの体験を通じて、障がい者理解や競技振興をめざそうと、今月11日に初声小学校で車いすバスケットボールの体験授業が行われた。一般社団法人社会応援ネットワークの主催。
同校の5・6年生を対象に開かれ、県内の車いすバスケットボールチーム「湘南スポーツクラブ」の松井昭二さん・長田龍司さん・鈴木百萌子さん、「WING」の中村恵美子さんが講師を務めた。
最初にデモンストレーションを交えて競技ルールや車いすの仕組みを紹介。ミニゲームでは、スピード感ある試合展開や縦横無尽に車いすを走らせる巧みな操作技術が披露されると、児童らは声援を送っていた。その後、実際に競技用の車いすに乗り、プレーを体験。ターンやシュートに苦労しながら懸命にボールを追いかけた。
授業を終えて子どもたちは、「前に進まなくて難しかったけれど楽しかった」「選手が格好良かった。パラリンピックの試合も見てみたくなった」などと感想を話し、松井さんは「できないと諦めず、夢に向かって進んでほしい」と激励した。
主催の同法人は、「地域の学校から共生社会の実現を」を掲げ、本年度からパラスポーツ応援プロジェクトをスタート。アスリートを招へいした出前授業を行っている。
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