活動報告【13】 城ヶ島大橋、4月に無料化へ 神奈川県議会議員 石川たくみ
このたびの台風15号・19号において、被災された皆様にお見舞い申し上げますとともに、1日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。
早急な災害対応を
三浦市内では、台風15号・19号により重軽傷者が出たほか、住宅の損壊、農業用ハウスや倉庫等の破損、ダイコンやミカン等生産物の損傷、三崎漁港・城ヶ島周辺の漁業施設設備の破損等、多岐にわたって被害が発生しました。
こうした被害に対して、県では早急な支援を行うため、約210億円の補正予算(10月・11月合計)措置を講じます。
県内3政令市(横浜市・川崎市・相模原市)は、国の被災者生活再建支援法適用地域となりましたが、同法の対象外となった他自治体へも同等の支援が受けられるよう、県が独自に支援金を支給する施策です。
例えば「被災者生活再建支援事業費」では、全壊・解体・長期避難、大規模半壊といった被害程度に応じた支援金や建設、購入、補修、賃借など再建方法による支援金を支給。耐震性向上等に資する補修に対し、最大30万円(工事費の20%)以内で補助されます。
また、農水産業、中小企業・小規模企業の早期復旧も後押しするため、被災した事業用建物・機械設備、ビニールハウスや冷凍施設の再整備に要する資金補助が盛り込まれています。
黒岩知事は「すき間のない支援を行う」と述べていますが、迅速な生活再建できるよう、そして災害対策について、私も働きかけてまいります。
なお、小網代の森も倒木などにより、当面の間、引橋入口・北尾根入口からの立ち入りができません。宮ノ前峠入口(白髭神社側)から一部区間のみ開放していますので、ご利用の方はご注意ください。
来年開通60周年
城ヶ島大橋の渡橋料を無料化する「神奈川県漁港管理条例の一部を改正する条例案」が上程され、来年4月1日の施行の見通しとなりました。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、三浦市・城ヶ島区をはじめとする地元の関係者による地域活性化を後押しするもので、三崎漁港を核とする地域経済の持続的な発展に寄与するためです。1960年4月に供用開始され、60周年の節目に無料化。2011年に署名・請願が出されてから9年越しの悲願成就、嬉しく思います。
しかし、渡橋料無料化が地域活性化や観光振興のゴールではありません。現在、城ヶ島西部地区では再整備計画が進んでいます。これからも三浦を愛する一市民として尽力してまいります。
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