南下浦小学校(金沢信一校長)の全校児童が12月3日、三浦海岸で地引網体験を行った。
96人の子どもたちは左右2グループに分かれ、地元の三和漁業協同組合上宮田支所の漁師が沖合いに広げた漁網を、元気な掛け声に合わせて力いっぱい引っ張りあげた。浜に近くなってやがて魚の姿が見えると歓声に変わり、大漁を喜びながら「もう1回やりたい」などと話す児童もいた。
この日、網に入っていたのはコノシロの大群とエソの2種類。実際に取れた魚を見せながら、出世魚として知られるコノシロの紹介や、かまぼこの原材料にも使われるエソの生態などについて解説を聞いた。
これは市内の小中学生に海に親しんでもらおうと、株式会社三浦海業公社と一般社団法人みうら学・海洋教育研究所が行う連携事業。同校では今年度、地引網体験のほかに「南小海風ツアー〜三浦のいいとこ見に行こう!」と銘打ち、京浜急行電鉄のオープントップバスや三崎港のにじいろさかな号に乗ったり、城ヶ島や三崎下町などをめぐって三浦を1周する校外活動を行った。
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