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三浦版 公開:2023年1月6日 エリアトップへ

海洋ごみ&受動喫煙 ポスターで問題啓発

社会

公開:2023年1月6日

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ポスターを持つ(左から)阿部舜さん、石渡彩稀さん、小笠原龍空さんと吉田市長
ポスターを持つ(左から)阿部舜さん、石渡彩稀さん、小笠原龍空さんと吉田市長

「海が泣いています」

 旭小学校の5年生23人が、海洋ごみ問題について啓発するポスターを作成した。総合的な学習の時間に、絵柄の違った7枚を完成。12月21日には、代表児童3人が吉田英男三浦市長のもとを訪れ、市役所への掲示を依頼した。

 ごみを食べた魚や亀が涙を流すイラストとともに、日本のごみ排出量は東京ドーム112杯分であることなどが記載してある。今年度から三浦海岸でのごみ拾いや(公財)かながわ海岸美化財団と連携しながら、身近な海について学んだ子どもたち。「マイクロプラスチックを海の生き物が誤って食べると死んでしまう。私たちも魚を食べられなくなることを多くの人に知ってほしい」と訴えた。それを聞いた吉田市長は「海をきれいにする活動に繋がる。ありがとう」と感謝を述べた。

 ポスターは今後、市役所のほか、学区内にある京急ストア2店舗などに掲示される。

「おねがいタバコやめて」

 タバコによる健康被害や受動喫煙防止を啓発する「ポスター原画コンクール」で、南下浦小学校3年の米山菫(すみれ)さんの作品が特賞に選ばれた。12月16日には、主催する神奈川県鎌倉保健福祉事務所三崎センターの弘中千加所長が同校を訪れ、表彰状を授与した。

 煙の中で苦悶の表情を浮かべる妊婦や犬などが描かれたポスター。キャッチコビー・デザイン・アピール性が、応募総数22件(小学校20件、中学校2件)の中で最も高く評価された。約1年、市内2駅や公共機関などで見られる。

 また入賞には、初声中学校2年の七五三木悠眞さんが選出され、賞状が贈呈された。

「2週間かけて絵を描いた」という米山さん
「2週間かけて絵を描いた」という米山さん

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