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三浦版 公開:2023年2月3日 エリアトップへ

桜まつり支えて20年 長島満雄さん(88) 「ほら、もうすぐ咲くよ」

文化

公開:2023年2月3日

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店先に植えられた河津桜の蕾をじっと見つめる長島さん=1月26日撮影
店先に植えられた河津桜の蕾をじっと見つめる長島さん=1月26日撮影

 「三浦海岸桜まつり」が2月5日(日)から3月5日(日)まで、3年ぶりに開かれる。駅前で寿司店を営む傍ら、イベントを主催する三浦海岸まちなみ事業協議会の副会長を務める長島満雄さんは「もうすぐだね。桜は順調。今年もいっぱい花が咲くよ」と両手で大きな弧を描く。

 桜と菜の花のコントラストに目を奪われる冬の三浦海岸。観光客を呼べる催しを企画しようと、同協議会メンバーは1997年、静岡県河津町に赴いた。当時は門外不出だった河津桜。長島さんらの熱意が伝わり、「まちおこしのためなら」と現地の事業者から苗木を分けてもらえることに。すぐに三浦に戻り、早咲きの桜を植樹した。「ほんの1m位だったけれど、1日も早く皆に満開のきれいな花を見てもらいたかった」

 桜まつりは2003年からスタート。駅前から小松ヶ池公園まで約1Km間に1千本ほどの花が咲き誇り、例年約30万人が来場する観光行事となった。「1人ではできなかった。仲間の協力があったからここまで成長できた」と感慨深げに語る。

 雑草を刈ったり、掃除をしたり、空いた時間を見つけては手入れに精を出す長島さんの姿は、三浦海岸の馴染みの光景だ。「三浦にまた来ようと思ってもらえるように準備したい」。まつりを心待ちにするように店先に立つ木を見つめた。

商店巡って景品ゲット

 初日の5日には、「みうらビーチ商店会 スタンプラリー」も同時開催。駅前の抽選会場や商店会加盟店で配布される台紙に、5個スタンプが貯まると、ガラポン抽選に参加できる(1人1回)。三崎マグロ切り落としなど、地元の名産や各店一押しの商品がもらえる。

 ガラポン抽選時間は正午から午後4時。参加無料。スタンプ設置場所は、京急ストア三浦海岸店、スリープおおたに、京急三浦海岸駅前店、おみやげさざえや、オモチャのぼーしゅーや、ねもと長嶋米酒店、ことぶき美容室、和風レストラン魚敬、セブンイレブン三浦海岸店、高梨商店の10店。

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