「チェルSeaみうら」徹底解剖
6月21日
三浦市内の小中学校で取り組む海洋教育の成果を発表する「海洋教育のつどい」が2月18日、三浦市民ホールで3年ぶりに行われた。(一社)みうら学・海洋教育研究所の主催で、5校から約30人の児童と生徒が参加した。
冒頭、挨拶に立った吉田英男市長は「子どもたちの側には、いつも海がある。水産業が衰退する中で、漁業だけでなく様々な産業を巻き込んだ『海業』のワードを新年度から取り入れていくことで、将来的に三浦の地域活性化に繋げたい」と展望を語った。
舞台上では、南下浦小3年生がラッコのキャラクターを通して稚魚が身を守るアマモなどについて説明した「海のみりょくを教えて!〜キューちゃん先生のとくべつ授業」、岬陽小4・6年生が三崎下町の魅力を発信した「おいしい!楽しい!三浦再発見〜三浦のグルメとマリンレジャーを体験し、三浦の良さを感じよう〜」、三崎小4・5年生がニュースキャスターや漁師に扮してマグロ漁について伝えた「海気満ちる町 三浦」、名向小5年生がマダイの放流や磯焼けなどについて解説した「小網代湾をもっとよくしていこう」、南下浦中2年生が海とプールの差異などを調べた「海水プランクトン&淡水プランクトン」を披露した。
最後に、及川圭介教育長は「教科の枠を超え、色々な発想で学べる海洋教育を今後も楽しんで」と講評した。
三浦市では2012年から東京大学三崎臨海実験所と連携し、海洋教育を推進。16年に同研究所を設立。日本財団などから助成・協賛を受けて教材制作や備品の貸与を行っている。
「チェルSeaみうら」徹底解剖6月21日 |
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