任期満了に伴う三浦市議会議員選挙の投開票が、4月23日に行われた。定数13に対し、立候補者16人(自民6人・公明1人・共産2人・無所属7人)で争われ、現職9人・元職1人・新人3人が当選した。
「2千票は期待されている証。政策実現のために全力で取り組む」。小林直樹氏(66・共産)が11年選挙以来のトップ当選を果たした。市立病院の充実や市役所移転後も三崎地区に出張所を設置することなどを訴え、盤石の9選となった。
新人候補5人のうち、2氏は30代前半だった。石崎遊太氏(32・無所属)は「赤ちゃんを起こしたくなかった」と選挙カーを使わず、「身近で心強い政治家になる」ことなどを徒歩で訴えた。結果2位に食い込み、本人も驚いた様子で支持者と喜びを分かち合った。
父・正雄氏の思いを受け継ぐ出口景介氏(34・自民)も出馬した。「教育でまちを変える」をモットーに、教育現場で働いた経験を活かし、次代を担う人材育成などを打ち出した。当確が伝えられると「一人ひとりの声を市政に届けていく」とダルマに目を入れた。
「声を聴く、明日に活かす」を掲げた元県庁職員の森谷久一郎氏(63・公明)も初当選した。
市選挙管理委員会によると、当日有権者数は36215人(男17419人・女18796人)で投票率は43・85%。前回と比べて1・52ポイント減となった。
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