三浦市ボランティア連絡協議会の会長を務める 新倉 洋子さん 上宮田在住 76歳
人との触れ合いが原動力
○…三浦で活動する11団体・11個人の会員約150人で構成される市ボラ協。知人の紹介で5年ほど前に入会後、会計を務め、今年5月には在籍するボランティアすべてをまとめる会長職に就いた。「魅力的な活動を企画することで、奉仕に目を向ける市民を増やしていきたい」と意気込む。
○…高度経済成長期の真っ只中にあった1960年代、市内では自発的なボランティア活動に取り組む人々が現れ始めた。平成に入ると、各団体が地域福祉を充実しようとする流れが生まれ、市社協の協力のもと、91年4月に市ボラ協の歴史が幕を開けた。近年では東日本大震災をテーマにしたシンポジウムでの募金活動やAED・心肺蘇生法の研修会などを通じ、団体の垣根を越えた情報交換や幅広い活動の円滑化を図る。「人と人とがつながれば、思いやりや優しさの心が芽生える」と笑みをこぼす。
○…横浜生まれ、鎌倉育ち。事務員として働いた後に結婚。逗子を経て、30代半ばで三浦へ移住した。 介護保険制度が創設された2000年、県から委託を受けた調査員として病院や高齢者施設などに足を運び、利用者らに指導した。還暦を迎えた時に趣味だったフラワーアレンジメントを辞め、傾聴ボランティアに参加するように。「会話一つで相手の顔が明るくなることを知った」。人脈の輪も広がり、健康維持に向けて介護予防体操を行う「なかよし会」に入ったと同時に、市ボラ協の会員になった。
○…フレイルサポーターや運動補助、選挙の立ち合いなど慌ただしい毎日を送る。「やると決めたら猪突猛進。人と接するのが好きなので、ボランティアは苦ではない。学びも多い。今後は若い人も取り込み、皆でより活動を楽しんでいければ」と前を向いた。