連載 100まで元気!健康ワンポイントアドバイス 三浦市社会福祉協議会 成田慎一
第六十三回 「真のウェルビーイング社会を目指して【5】」
残暑が厳しい毎日ですが、皆さま夏バテ気味ではありませんか。特に食欲が湧かない方は、食べたい物や食べられそうな物を選ぶところから苦労していると思います。また、日々の献立で似たような物が続いてしまうと飽きがくるため、少しの工夫があれば助かるのではないかとも思います。
こうした中、私の勤務している「どんどん!デイサービス」の職員は、認定栄養ケア・ステーションの管理栄養士より貴重な「デイサービスにおける栄養指導」について学びました=写真。鎌倉保健福祉事務所三崎センターの協力のもと行われた研修会で、私たち職員ができることについて、わかりやすい講義と実践をしていただきました。その中でお伝えしたいことは、低栄養の状態をそのままにしてはならないということ。低栄養のまま運動をすると、体にとってマイナスになることもあります。しっかりとエネルギー補給をしたうえでこそ、運動の効果は発揮されます。夏場に入り、体重が減少している場合は要注意。市社協には、地域の皆さまが利用できる未病センターを設置しております。是非、運動と栄養の関係など、ご相談いただければと思います(【電話】046・854・5820)。
最後に、私ごとではありますが、この8月で50歳になりました。人生100年時代の折り返し地点になりますが、ここまであっという間でした。現在の福祉職についてからは25年で、皆さまの支えがあったからこそ、やってこられました。これからは少しでも皆さまに恩返しができるように頑張ります。 つづく
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