小網代出身でお笑いコンビ「たんぽぽ」の1人として活躍する川村エミコさんが「みうら観光大使」に就任した。8月14日には三浦市役所で委嘱式が行われ、吉田英男市長が委嘱状と名刺、たすきを贈呈。市内初の観光大使で、今後は交流人口の拡大や観光振興を図ることを目的に三浦の魅力を発信していく。委嘱期間は2025年3月まで。
川村さんは、上原中学校(現・三崎中学校)、市立横須賀高校(現・市立横須賀総合高校)在学中に三浦で過ごした。東京経済大学経営学部卒業後、2003年からピン芸人として活動を開始し、08年に白鳥久美子さんとコンビを結成。11年にテレビ番組『めちゃ×2 イケてるッ!』の新レギュラーとなり、現在は『世界の果てまでイッテQ!』などに出演するほか、YouTube「おかっぱちゃんねる」も話題になっている。自宅に70体あるという「こけし」集めの趣味や温泉ソムリエアンバサダー、夜景観賞士の資格も持つ。
17年1月に三浦商工会議所創立60周年を記念した新春講演会に登壇した川村さん。その際、本紙コーナー「人物風土記」の取材にも応じ、「いつか親善大使ができたら」と話していた。思いを形にしようと、自身が所属する芸能事務所「ホリプロコム」を通し、今回ようやく三浦市で初めての観光大使に任命された。
「女神のように」
委嘱式で、吉田市長と面会した川村さんは「少し足を延ばせば三浦に来られるので、毎年お盆とお正月には実家に帰省している。海南神社でお参りした後、ミサキドーナツへ行き、豊魚でお寿司を食べるのがいつもの流れ」とプライベートな一面をのぞかせたほか、「上原中の美術部時代に描いた4コマ漫画が地元の新聞に載ってうれしかった」ことなど、思い出話に花を咲かせた。
最後は「三浦の女神のような存在になりたい」と目標を掲げ、「三浦の知識や情報をアップデートしていき、SNSなどで魅力を発信していきたい」と締めくくった。
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