認知症啓発イベント「RUN伴(ランとも)+三浦半島」が、11月3日(金)から5日(日)まで開かれる。今年は三浦がホストタウンとなり、ゴール周辺で地元団体らによる多彩な企画が催され、グランドフィナーレを飾る。
RUN伴は、認知症と接点のない地域住民や企業、商店などが、当事者やその家族、医療・福祉関係者などとタスキをつないで走るまちづくりイベント。10年ほど前から始まり、現在は日本各地で広がりを見せている。
三浦半島(三浦・横須賀・逗子・葉山)では、姉妹イベントとして2016年から開催。今年は鎌倉も加わった。
今回の実行委員長を務めるのは、神奈川県立保健福祉大学講師の小河原格也さん。半年前から三浦地区の有志19人で、コースや休憩所、イベント内容を計画してきた。
当日のコース概要は、3日に鎌倉、4日に三浦・横須賀・逗子でそれぞれ、5日に逗子〜葉山〜横須賀と経由した後、三浦の神田黒崎区民会館でゴールとなる。最後は参加者を出迎えるように、朗読会(ひばりの会)やチアダンス(M―NANA STUDIO)、フラダンス(オリノラニフラスタジオ)、子育て応援相談(ほっとハート)、介護相談(ケアマネジャーなど専門職)といった企画が行われる。時間は午後1時から2時30分まで。
イベントを前に小河原さんは「県内でも特に高齢化率の高い三浦では、認知症について市民が正しく理解することが大切。認知症になった人でも活動しやすく、周りの人があたたかく見守ってくれるまちになれば」と期待感をにじませた。
実行委は現在、当日の参加者を募集している。走行区間は自由で、誰でも参加できる。詳細は「RUN伴+三浦半島」フェイスブックで確認。
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