「三浦ロカビリーまつり」の実行委員長を務める 花岡 静夫さん 東岡町在住 64歳
”本物の音楽”に触れて
○…1950年代にアメリカ南部で誕生したロカビリー音楽の普及と三浦のPRを目的とした第2弾「三浦ロカビリーまつり」が12月3日(日)、うらり2階展望デッキで開かれる。人望の厚さから昨年に引き続き、実行委員長を任された。「自分が住むまちでロカビリーの生演奏を聴くという夢が叶った初開催の会場では、皆がツイストを踊りまくって最高だった。今年も市内外からたくさんの人が来てくれれば」と期待に胸を膨らませる。
○…生まれも育ちも三崎。エレキギターを弾くだけで不良と呼ばれた幼少期、母が子守唄代わりに口ずさんだのはロカビリーだった。その影響もあり、幼稚園で『ルイジアナ・ママ』(飯田久彦)を熱唱。親は園から呼び出されたが、「『音楽に良いも悪いもない』と慰めてくれたいい母」と誇らしげに笑う。学生時代はフォーク全盛期。ただ興味を抱いたのは洋楽で、ジャンルレスにレコードを聴くようになり、あらゆる世界にどっぷりと浸かった。5年ほど前、海南神社の神楽殿ライブで、バンド「MAGIC」のギタリストで菊名在住の山口憲一さんと出会った。飲みの席で意気投合し、まつり実施へと動き出すことに。出演アーティストの圧倒的なパフォーマンスで、盛況のうちに幕を閉じた。
○…今は夫婦2人暮らし。西海上区の木遣師であり、ゴスペルもたしなむが、「シンプルなリズムとメロディーは幸せな気分になれる」と、60年以上も好きを貫いたロカビリーには特別な思い入れがある。愛用するギターは、グレッチのテネシーローズ。燃えるような真っ赤なボディを抱え、たまに弦を弾いてみる。「まちに人を呼ぶためには”本物の音楽”が必要。ステージを観ればきっとロカビリーと三浦のファンになるはず」