写真展「シアワセな三浦半島最南端の街〜MIURA PRIDE 2023〜」を開催する 橋本 忠さん 横浜市金沢区在住 65歳
フォトで伝える三浦の今
○…海南神社の勇壮な祭りや迫力あるマグロのかぶと解体ショー、気持ち良さそうにまどろむ猫など、今にも動きだしそうな作品をずらりと展示する。「写真は言葉より早くメッセージを伝えられる手段。ありそうでない瞬間をたくさんの方々に見てもらいたい」とまちの魅力を発信する。
○…岡山生まれ。映画監督になる夢を抱き、大阪の芸大に進学した。ただ当時の不況で大手映画会社が次々と倒産したこともあり、大学卒業後はチラシ写真を撮る会社に入った。「毎日怒られた」という厳しい環境を経て、30代での結婚を機に上京。制作プロダクションの写真部で腕を振るった。主な専門は「赤ちゃん」で、おむつやベビー用品などのメーカーとよく仕事した。0歳から撮影を続けてきた現在高校3年のモデルを三浦で写した作品も今回の写真展で一堂に並べる。
○…2006年からフリーに転身。21年2月に鮪問屋から商品PRのオファーが舞い込み、三崎へ。時間が止まったかようなまちの佇まいと歴史の積み重ねから香り立つ文化に、「下町の虜」となるまで時間はかからなかった。ある日、地魚料理店「くろば亭」の”名物親方”として知られる山田芳央さんが手掛ける木彫り作品を目にし、「凄まじい熱量を感じた」。以来、店の手伝いをしながら密着。いつもカメラを手にする自身の姿に初めは懐疑的だった下町の人たちも、積極的にコミュニケーションを取ろうとする態度にやがて心を開いていった。
○…市内の魅力について尋ねると「やっぱり”人”」と即答。「個の力が強い住民が可愛らしい表情や仕草をすると、思わずシャッターを切りたくなる。そんな三浦の今を伝えられれば」。曇りない瞳でレンズ越しの被写体を覗いていく。
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