コロナ5類移行に伴い、数年ぶりに再開したイベントが多かった2023年。夏は各地で連日猛暑となり、季節外れのインフルエンザが流行したほか、物価高にも翻弄された。紙面で紹介した話題から1年を振り返る。
上 半 期
三浦青年会議所60周年記念事業の一環で、三崎港バス停留所が生まれ変わった。昭和レトロな外観は、今や下町のランドマークになっている。
「三浦海岸桜まつり」が3年ぶりに開かれた。19回目。寒波で開花が遅れたこともあり、期間が1週間延長された。
市が南下浦市民センター跡地で整備を進める子育て賃貸住宅の起工式が行われた。PFI南下浦市民センター(代表企業は合人社計画研究所)と特定事業契約を締結。来年6月の供用開始を目指している。
20年から国が推奨してきたマスク着用が「個人判断」となった。小中学校の卒業式では、着用の有無が子どもたちによって分かれた。
二町谷埋立地に国内初の「日本さかな専門学校」が開校した。70人以上の1期生が入学した。
市が23年度中に勤労市民センターを廃止する方針を示した。しかし12月7日の市議会本会議で、吉田英男市長が存続させる意向を明らかにした。
市教委は、剣崎・南下浦小を25年4月に統廃合する方針を示した。南下浦小の利用を続けながら剣崎小が移転する形。
改正道路交通法の施工により、自転車に乗る人にヘルメットの着用が努力義務化された。
県議選は、市選挙区(定数1)で自民党の現職・石川巧氏が無投票で3選が決定した。市議選は、定数13に対し、立候補者16人で争われ、現職9人、元職1人、新人3人が当選。議長には出口眞琴氏が就任した。
六合交番を廃止したことにより、県警は警察車両を交番代わりにする「アクティブ交番」を導入した。旧六合交番の建物は取り壊さず、連絡所として機能している。
奉仕団体の三浦ロータリークラブが創立60周年記念式典を開いた。1年間で会員30人を増強。「みんなの食堂」や三浦海岸での一斉清掃など、新たな事業も展開した。
下 半 期
三浦海岸海水浴場が2年ぶりに開設。海の家2軒が建設された。
市交通安全協会が窓口業務を終了した。市安協は解散せず、ボランティアとして三崎署とともに交通安全に努めている。
三崎・海南神社の例大祭が4年ぶりに挙行された。獅子番は入船、神輿は花暮。下町は2日間、興奮の渦に包まれた。
市は引橋の旧県立三崎高校跡地で進める市役所移転を含む市民交流拠点整備事業の優先交渉権者に、スターツグループ(代表企業はスターツCAM)を選定した。2026年4月の供用開始に向け、来年9月から建設工事に着手する予定。
小網代出身でお笑いコンビ「たんぽぽ」の1人として活躍する川村エミコさんが「みうら観光大使」に就任した。
市内8基の神輿が三崎港周辺を練り歩く「三崎木遣みこしパレード」が4年ぶりに行われ、「三崎港町まつり」と合わせて約2万人が来場した。
県指定無形民俗文化財「菊名の飴屋踊り」が4年ぶりに上演された。演者に向けて客席からおひねりが投げ入れられた。
上宮田小が創立50周年を迎えた。記念イベントで辻克仁PTA会長らと児童がオリジナル曲を熱唱し、節目を祝った。
28年ロス五輪の追加種目にラクロスが120年ぶりに採用された。記念イベントが潮風スポーツ公園で開かれ、親子連れなどが競技を体験した。
一般ドライバーが自家用車を使って有償で乗客を運ぶ「ライドシェア」の導入に向けた検討会議が開かれ、県から市主体の実証実験を検討していく方針が示された。
三浦海岸で4年ぶりに花火が打ち上げられた。三浦海岸納涼まつり実行委員会は8月開催を予定していたが、悪天候が予想されて延期に。ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会の初日に行われた。
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