三浦市は4月12日、企業版ふるさと納税により500万円の寄付を受けた総合包装メーカーの(株)トーモク(東京都千代田区)の執行役員で厚木工場長の佐藤晃一さんに感謝状を贈呈した。また、三浦市農業協同組合(加藤勝典代表理事組合長)がフードバンク兼業型ネットスーパーを展開するネッスー(株)(同世田谷区)と連携し、寄付金を財源に市内の規格外野菜を子ども食堂や貧困家庭に無償提供した実証実験についても報告した。
寄付金は2023年度三浦野菜品種改良等支援事業として、市農協への補助金に活用。市は3月議会で補正予算に全額計上した。実証実験は1月中旬から3月中旬まで行われ、三浦市社会福祉協議会を含む全国99団体にダイコンとニンジン5100箱が届けられた。
全国初の取り組みとして、市農協とネッスーは22年、出荷調整や規格外を理由に市場流通されなかった野菜を活用した実証実験を実施。都内の卸売市場を介し、全国約3万世帯に配送した。
ネッスー代表取締役の木戸優起さんは「寄付金ありきですが、今後もできる範囲で協力していければ」と期待を寄せた。
三浦版のローカルニュース最新6件
「チェルSeaみうら」徹底解剖6月21日 |
|
|
|
|
|