(PR)
犬も猫も混合ワクチン 成犬・成猫は年1回
犬猫同士で感染する複数の伝染病を注射1本で予防する混合ワクチン。狂犬病はワクチン接種が法律で義務付けられているが、混合ワクチンの接種は法的義務がない。また、獣医師から案内されない限り、種類や時期なども分かりにくい。
「三崎動物愛護病院」の五十嵐眞一院長によると「予防可能な伝染症のワクチンは犬で1種から10種あります。ジステンパーウイルス・アデノウイルスI型・II型・パラインフルエンザ・パルボウイルスなど5種、猫は1種から5種ありますが、猫汎白血球減少症、猫カリシウイルス、猫ヘルペスウイルスなど3種の接種がスタンダード。感染力や致死率が高いウイルスもあり、成犬・成猫になったら年1回の接種で病原体に耐えられる免疫を体内で作ることが重要」と警鐘を鳴らす。
病原体と接触する機会の多いドッグランやペットホテル、トリミングサロンなどでは狂犬病のほか、混合ワクチンの予防接種証明書が必要となるところもある。ただ、飼い主によっては「あまり散歩に行かないから」「ずっと家で過ごしているから」などと打たせないまま過ごしている家族もいるが、伝染病のなかには空気感染したり、飼い主に付着した病原体が自宅に持ち込まれたりするケースも少なくない。
これらを踏まえ、五十嵐院長は「いつも寄り添ってくれる大切なパートナーの命を守るため、お気軽にご相談を」と飼い主に呼び掛けている。
![]() |
|
|
|
|
|
|