三崎港バス停ロータリー前に、カラフルな壁面アートが出現した=写真。晴海町在住の作家・KYOKOさんが、旧洋品店前で手掛けたイラストには、ユニークな猫たちの姿が散りばめられている。
美容業界を経て、30代を過ぎてから作家の道へと進んだKYOKOさん。手縫いの人形「みうらねこ」は、入院患者を笑顔にすることを目的とした「医美同源デザインアワード」で優秀賞を獲得。金沢21世紀美術館に展示されるなど評価を得てきた。
「商店街の入口がシャッターで閉まっているのは寂しい」。空き店舗を管理する地元三崎の親戚に承諾をもらって絵を描くことに。4月下旬から1人でペイントを始め、約1カ月掛けて完成させた。
神輿や大漁旗など三浦を連想させるモチーフの傍らには大好きな猫。降雨以外は一日中作業に没頭し、子どもから「大根やスイカはうらりっぽい」と声を掛けられたことも。隠れたイルカを探し出す仕掛けもあり、定期的に問題を出題予定。KYOKOさんは「ここで心の準備運動をした後、ウキウキ気分で下町を巡ってほしい」と笑った。
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