市内の医療・福祉関連従事者などで構成する多職種連携グループ「みうらの輪」主催の職業体験イベントが、今月9日に南下浦市民センターで行われた。子どもやその保護者に、医療・福祉・介護業界への理解を深めてもらおうと初めて企画された同イベント。多くの親子連れでにぎわいを見せた。
高齢者・車いす体験コーナーでは、筋力低下を体感できる重りの入ったベストとサポーターを手足や胴に装着。さらに専用のヘッドホンやゴーグルで、聞こえにくさや白内障・緑内障患者の視野を再現した。「街中で車いすの人を見かけた時は見守ったり、おうちのおばあちゃんに優しくしてあげて」。子どもたちは杖をつきながら恐るおそる段差をのぼったり、車いすの乗車や介助を通して、理学療法士から思いやりの心を持つ大切さを学んだ。
そのほか、会場には歯科医・看護師・薬剤師などの体験コーナーや市内高齢者施設の事業所紹介ブースが設けられ、来場者にPRした。会の共同代表を務める青木芳隆さんは「たくさんの方に来場してもらえ嬉しい。今後も継続して開催できたら」と笑顔で展望を語った。
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