市民グループ「三浦まちづくりの会」(田中健介会長)は、2025年を目途に1中学校区1小学校、施設分離型の小中一貫教育実施などを盛り込んだ「三浦市学校教育ビジョン」に対する提案書を、今月12日に三浦市へ提出した。
同会はこれまで7回の意見交換会を開催。ビジョンで示された計画が児童や地域に与える効果・影響などについて話し合ってきた。
提案書では、小学校の統廃合に伴う長距離通学の負担や教育の質低下、3密環境の増加を指摘。施設分離型小中一貫教育については、乗り入れ授業や合同行事などにおける運用面での限界、不登校減少への効果を疑問視する。
その他、小規模校のメリットいかすため、学年や学校を超えた交流・連携、若手教員の指導力向上を目的とした研修体制の全校整備、教職員を増員し20人前後の少人数学級でのきめ細やかな教育の実現などを提案した。
第8回意見交換会
同会は、11月29日(日)午後1時30分から「第8回学校教育ビジョンを考えよう」を三浦市民交流センターニナイテ(ベイシア三浦店2階)で開催。参加を広く呼びかけている。
学校教育ビジョンの充実をめざし、当日は先に提出した5部門13項目の要望書などについて協議を進める。
参加費100円(資料代)。詳細は重田さん【電話】/【FAX】046・881・0370
三浦版のローカルニュース最新6件
「チェルSeaみうら」徹底解剖6月21日 |
|
|
|
|
|