活動報告【17】 通学路の交通安全対策を 神奈川県議会議員 石川たくみ
所属する防災警察常任委員会で「新しい道路における交通安全対策と通学路対策について」質問しました。
8月10日に三浦縦貫道路II期北側区間が開通し、3カ月が経ちました。延伸に伴い、今まで交通量の少なかった道路が週末には渋滞し、交通環境が一変しています。とくに、市道14号に新設された「三浦縦貫高円坊入口」交差点付近には初声小学校・中学校があり、児童生徒の通学路となっていることから、地域住民からは交通事故の発生が懸念されており、通学路における交通安全対策が一層必要になっています。
委員会では、こうした道路新設時の交通安全対策と通学路対策について議論しました。おもな質問項目は、▽道路新設の際、県警察はどのように道路管理者とかかわり、どのような観点から協議を行うのか、▽新設道路への信号機や横断歩道設置に関する考え方、▽通学路の危険箇所など学校関係者らとの連携した点検について、▽県警察で取り組む通学路の交通安全対策、▽通学児童らの保護誘導活動や交通指導取り締まり、今後の取り組みについて――です。
関係機関や団体などと連携して、通学路の交通事故防止の徹底、道路標示の設置・補修については地元住民の要望を受け止め、適切に取り組むよう求めました。
異臭の原因究明へ
三浦半島沿岸域における異臭問題について、10月14日〜26日に確認された異臭を県環境科学センターで分析したところ、ガソリンに含まれる物質が検出されました。同様にガソリンなどに含まれ、有害性があることから環境基準が定められているベンゼンも検出されましたが、年平均値で評価される環境基準値を下回る濃度でした。異臭を感じた時間が短かったため、「ただちに健康に影響を及ぼす恐れはない」との発表ですが、現時点で原因は特定されていません。異臭を感じた際は、速やかに室内に退避して外気を遮断するなど対策をお願い致します。
今月4日には、環境省を訪問。小泉進次郎大臣と地元の諸課題に関する議論を交わし、異臭問題についても話し合いました=写真下。
環境省としても専門家の派遣や資機材の貸与などを実施しており、また自治体が県内に設置している大気汚染物質の常時監視測定局(常時監視測定システム)で得られたデータを環境省が独自に活用することで、原因究明に協力することを確認しました。
今後も国県市で連携し、異臭問題にも真摯に取り組んでまいります。
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