小網代在住の油彩画家・上野憲一さん=人物風土記で紹介=の個展「回り、重ねる。」が、11月2日(火)から14日(日)に開催される。入場無料。
自然や風土からイメージを膨らませ、その感動・敬畏を力強くも柔らかく温かなタッチで表現する上野さん。98年から本格的に作家活動を始め、各地で個展やグループ展を開催しており、三浦市内での作品披露は本展が初となる。
また、企画とキュレーションを務めるのは、(一社)One's placeの吉井大輝さん(諸磯在住)。吉井さんの父と上野さんが三浦市景観審議会の市民委員で、かつて同じ勤務先だったことから家族ぐるみの親交が始まったという。「作品を初めて見たとき、奥に吸い込まれる感覚で見入ってしまった」と語る。
大田区でレンタルスペースを運営する吉井さん家族。「新たな空間、"間(ま)"を作りたい」と、移住先の諸磯でも5階建ての元保養所をリノベーションした「HANPAもろいそ」をこのほど開設。「美術館のない街に新しい"間"を創造する」を掲げ、本展をこけら落としに位置づけた。「コロナ禍でも絵画展は声を出さず楽しめ、心に残る体験ができる」と2人。油彩画約50点を室内やらせん階段の壁面に展示するという。
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会場は諸磯1879の3(浜諸磯バス停そば)。午前10時から午後4時、8日(月)休館。駐車場が限られているため、公共交通機関の利用を推奨している。
詳細は吉井さん【携帯電話】090・6948・2747
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