三崎小学校開校150周年を祝う記念式典が11月3日(木)に行われる。「炎の光と共に願いを届けよう」を掲げ、保護者と教職員、地域住民でつくる実行委員会が、キャンプファイヤーや打ち上げ花火などを計画中。「三崎小らしいお祭りにしよう」と、住民参加型事業の準備が進められている。
全国規模の近代教育法令「学制」が、1872(明治5)年に公布されてから今年で150年を迎える。三崎小は同年5月15日に開校した最も古い小学校の一つ。実行委はすでに「150th」を象ったモニュメントの前で三崎ゆかりの人物を撮影し、SNSに残り日数を表示するカウントダウンフォトを1日1枚掲載するなど、式典に向けて機運を高めている。
式典当日は文化の日。「自由と平和を愛し、文化を進めるという由来がある」と、参加者が自由に願いを書き、10m×3本の紐に短冊を吊るした後に「天まで届かせ、叶うように祈念する」意味合いを込めてキャンプファイヤーの中に入れたり、「三小150周年」の文字をペットボトルで作ったランタンを並べて表現したりと、神秘的な空間を演出するほか、市役所グラウンドから約4分間の花火を打ち上げ、フィナーレを飾る。「皆にとって心の故郷を感じてもらえるようなイベントになれば」と札内尚校長。川名大介PTA会長は「子どもには楽しみを、卒業生には誇りを、住民には感謝を伝えたい」と意気込んでいる。
式典の午前中は関係者のみ、午後5時〜6時30分は一般参加が可能。
三浦版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|