長年地域の老人クラブの発展に尽力し、功績のあった個人を「老人クラブ育成功労者」として称える厚生労働大臣表彰で、三浦市老人クラブ連合会の川松賢治会長(80)が表彰された。12月2日には三浦市役所を訪れ、吉田英男市長に報告。ともに喜びを共有した。
今年の表彰は、高齢者保健福祉の増進に寄与する全国老人クラブ連合会の創立60周年記念大会の中で実施された。育成功労者として全国から104人が選ばれ、神奈川県内からは川松会長を含め2人のみ。11月8日には国技館(東京都墨田区)で表彰式が行われ、被表彰者となった全国の老人クラブ代表者たちが出席。川松会長は「会員減少が課題なので、これから盛り返していきたい」と意気込んだ。
60歳で沓形区の老人クラブ「やまゆり会」に入会した川松会長。市老連の副会長を12年務めたほか、県老連では活動推進委員としての活動を経て、昨年、市老連の会長に選ばれた。今、特に力を入れているのは、グラウンドゴルフの普及。子どもから高齢者まで楽しめる競技で、脳トレや対話を通じたコミュニティ作りに効果があるという。自身は80歳を迎えたことをきっかけに、運転免許証を返納。「月間20万歩を目標に掲げ、意識的に歩くようにしている」と健康維持・増進の秘訣を話した。
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