三浦海岸駅近くの「フレイルサポートセンター」で7月12日、料理教室が開かれた。70〜80代の利用者7人が参加し、豆腐を使った白玉ぜんざい作りに挑戦した。
三浦市社会福祉協議会が運営する同センター。加齢による心身の衰えを見るフレイル(虚弱)チェックができる多機能型施設で、全国でも稀な拠点として昨夏の開所時から注目を集めている。
今回の催しは、デイサービスの枠組みを超えたリハビリの先にある楽しみの創出や調理を通じた作業訓練、栄養学習の一環として初めて企画された。
この日、講師を務めたのは、三浦海岸で今年1月にオープンしたカフェ「The POP-UP」の吉田夕美さん。参加者たちは、白玉粉と豆腐が入ったボウルを手のひらと指を使ってせっせとこね、約30個分の団子に取り分けた。あんこやきなこのほか、食欲のない夏場にツルンと食べられるように味噌汁など、すいとんのようにアレンジできることも学んだ。「さすが先輩方。とても手際が良く、作業もサクサク進んだ」と吉田さん。いざ食してみると「我ながら美味しい」「男性陣のために作った甲斐がある」「黒蜜やバニラアイス、フルーツもトッピングしたい」などと皆話に花を咲かせていた。
同センターでは今後も、季節ごとに同様のイベントを開催していきたいという。
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