米大リーグで投打「二刀流」で活躍するドジャース所属の大谷翔平選手が寄贈したグローブが、冬休み明けの1月9日に市内の8小学校でお披露目された。到着を心待ちにしていた児童たちからは喜びの声が聞かれた。
大谷選手は昨年11月、日本全国に2万ほどある全小学校に約6万個のグローブを寄贈することをインスタグラムを通じて発表した。三浦にはXmasの12月25日、市教育委員会に到着。その後、市内8校に届けられた。
寄贈されたのはジュニア用グローブで、右利き2個と左利き1個。「次世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望む」という手紙と「野球しようぜ!」と書かれたメッセージカードも添えられた。
市内最多の児童数436人が通う初声小では、3学期の始業式で八巻貞司校長がグローブを紹介。ソフトボールチーム「湘南ガールズ」に所属する鈴木れれんさん(6年)は「大谷選手は憧れの存在。競技を続ける力になった」と目を輝かせ、野球経験のない内田悠太さん(6年)も「努力で夢を叶えた尊敬できる人。こういう気配りも見習いたい」と真新しいグローブを見つめた。
来春、南下浦小と統合する市内最少児童数57人の剣崎小では、早速児童が校庭でキャッチボール。左利きの木村光琉(ひかる)さん(6年)も「軽くて柔らかい」と気持ち良さそうに捕球していた。
いずれの学校もグローブは各クラス毎に児童が見て触れた後、体育などで使用されるという。
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