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ノミ・ダニに要注意 見つけたらすぐに病院へ
暖かくなってくると、ノミやダニの活動が盛んになる。犬、猫、人などの血を吸って栄養を採り、繁殖を繰り返す寄生虫の一種だ。三崎動物愛護病院の五十嵐眞一院長は「もしペットに棲みついているのが分かったらすぐに動物病院へ連れて行き、予防薬を処方してもらいましょう」と飼い主に呼びかけている。
ノミに吸血されると、激しいかゆみに襲われるため、頭を振ったり、耳を掻いたりする。被毛をかき分けたところに黒い粒のようなものを発見した時には、水で濡らしたティッシュで包み、褐色になったら、それはノミの糞。血液の成分がにじみ出るという。また、血を蓄えたダニは体が大きくなり、目視できるが、イボと勘違いする飼い主もいるという。
「ノミは毎日数十個もの卵を産むので、すぐ生活環境に増えてしまう。シャンプーしても完全に取り除くことができないダニは、無理に潰したり、引き剝がしたりすると、皮膚炎を引き起こしたり、伝染病を人にうつしたりするケースもあるので、速やかに動物病院で診てもらうのが賢明」と五十嵐院長。
予防薬として飲むタイプと体に液体を垂らすタイプがある。3〜4カ月ほど投薬し続けると、今度は逆にペットが自宅のノミ・ダニを駆除する役割を果たすのだという。
「ノミやダニはペットにとって、かゆみや皮膚炎だけでなく、伝染病を媒介したり、アレルギーの原因にもなりかねないので、予防に努めることが大切です」
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