ギャラリー喫茶「わんから」(上宮田897の1)の庭で、世界三大花木の一つであるジャカランダが可憐な花を咲かせている。同店がオープンした25年ほど前、店主の松本義昭さん(83)が高さ1mに満たない苗木を植樹。肥料や水やりなどの手入れを日々怠らず、今年6月に入って初めて満開を迎えた。
ブラジルの国樹で、熱帯地方に分布するジャカランダ。美しい青紫色の花弁が鈴なりに咲く様子が桐の花に似ていることから「桐もどき」という和名もある。また、花が頭に落ちると幸せが訪れるとも言われている。
都内でのサラリーマン生活を経て、ここで喫茶店を開業した松本さん。横須賀市の神奈川歯科大学に咲くジャカランダに心揺さぶられ、幾つもの植木屋を巡った末、ようやく苗木を手に入れた。今では店の2階を超える大木に成長。「感無量。たくさんのお客さまに観賞してほしい」と松本さんは興奮気味に話した。
花は、今月いっぱい楽しめる予定という。
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