神奈川県連盟予選で見事優勝に輝き、首からメダルを下げるメンバー
「黒潮軍団」の歴史に新たな１ページ―。
「逗子リトルリーグ」（吉原裕行監督）がこのほど行われた全日本選手権の神奈川連盟予選を勝ち抜き、見事優勝の栄冠に輝いた。
同大会は毎年初夏に行われる「リトルリーグ日本一」を決める大会で、全国12ブロックの覇者が７月に東京都の江戸川球場で行われる大会で頂点を競う。
全国のブロックの中でも神奈川連盟は強豪揃いとして知られており、今回は24チームが参加。「２人のエースと投打のバランス、チームワーク力がついたことでこの１年実力がついた」と吉原監督が話すとおり、逗子リトルはトーナメントで快進撃を続け、ベスト４が総当りで１位を決める決勝リーグまで初めて駒を進めた。決勝でもチームの勢いは止まらない。これまで全日本出場経験もある横浜青葉リトルを４―０、平塚リトルを１―０と強豪チーム相手に完封勝利を収めた。横須賀中央リトルには７―８と僅差で敗れたものの勝ち点２、失点差でも２位に20点以上の大差をつけ、全国大会への切符を手にした。同大会での優勝は同リトル創立41年以来初という。吉原監督は「選手が小学校低学年の時からみてきたチーム。逗子の野球が浸透してきた結果」と喜びを噛み締めた。全国大会は優勝すれば世界大会へと続いておりメンバー一同、「目指すは世界への切符のみ」と意気込んでいる。
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