逗子海岸 関東一早く、海開き 29日には海岸中央で式典も
海水浴シーズンに先駆け、逗子海岸が6月29日(金)に海開きする。三浦市の大浦海岸とともに関東地方で一番早い。昨年は天候不良などが影響し、一昨年に比べて客数が鈍ったが、今年は海開き100周年を迎えることから海の家の経営者らは客足の復活に期待を込めている。
初の宣言から「100周年」
奥行き30m、幅850mに渡って砂浜が続き、遠浅で波も静かなことから長年「ファミリービーチ」として親しまれてきた同海岸。関東で最初に海開きする海岸としても知られるが、今年は例年8月に行われていた花火大会が6月に前倒しになったことで開設が1週間程度遅れた。今年の海水浴場としての遊泳期間は6月29日から9月2日までの66間。
ここ10年間の海水浴客数はおおむね増加傾向にあり、一昨年には過去最多となる70万9千人、夜間も含めると約100万人(逗子海岸営業協同組合調べ)が訪れた。
一方で昨年の海水浴客数は10年比で17万人減少し、24%減の53万9千人。台風など天候不順などで夏日が少なかったことに加え、東日本大震災に伴う津波や福島第一原発の事故による風評被害も影響したとみられる。
1912(明治45)年に初めて海開き宣言したとされる同海岸。今年はちょうど100周年を迎えることもあり、海の家を経営する
「逗子海岸営業協同組合」(真壁昌克理事長)はホームページや動画配信などで周年をPR、集客の後押しにしたい考えだ。「今年は100周年ということもあり『親子3世代で楽しめる海』をテーマに掲げている。ぜひたくさんの人に足を運んでほしい」と真壁理事長。
同海岸では今年35件の海の家が軒を連ねる予定で、ライブハウス型や洒落たカフェなどが夏の海水浴場の賑わいを後押しする。
水難救助訓練やフラダンスも
海開きの皮切りとなる海開き式は29日、海岸中央で実施。式典は2部制で、第1部では午前10時から市の主催で、ライフガードと横浜水上警察署による水難事故救助のデモンストレーションが行われるほか、「ハウオリ ミノアカ フラスタジオ」によるフラダンスショーなども行われる。第2部では海開き100周年を記念して同組合主催によるミニライブを実施。地元出身の2人組デュオ「キマグレン」のほか4団体がステージにあがる。時間は午前11時45分から。観覧は無料。
海水浴場についての問合せは市経済観光課【電話】046・873・1111、海の家については同組合【電話】046・871・3850まで。
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