葉山警察署は19日、振込め詐欺の被害を未然に防いだとして葉山堀内郵便局に感謝状を贈った。
同署によると事件があったのは今月11日。町内在住の80代の女性が同局を訪れ「孫が鞄を失くした。100万円を振り込みたい」とかけあったが、金額が高額だったこともあり不審に思った局員が詐欺ではないかと打診。当初女性は「詐欺ではない」と話していたが、通報を受けた署員が孫本人に連絡を取ったところ、振込め詐欺だったことが発覚した。
向谷晃署長から感謝状を受け取った小池光昭局長は「日ごろから警察から受けていた指導が活きた。今後も警察と密に連絡をとって、地域のお客様が被害に遭わないように努めたい」と話した。
同署管内では今年、19日現在まで2件の振込め詐欺の被害が報告されている。保証金などの名目で金を振り込ませる融資保障詐欺で120万円、息子を名乗るオレオレ詐欺で200万円の被害があった。
同署によると最近では今回の事例と同様、「鞄を失くしたから金を振り込んでほしい」という手口が増えており、同署では住民に注意を呼びかけている。
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