そばで繋ぐ、逗子と福島の絆―。逗子のそば屋「凛桜(りおう)」で7日、「奇跡の七夕そばコラボ」と題した企画会が行われた。
この日、そばを振舞ったのは福島県出身でそば打ち業を営む塙和貴さん(30)。塙さんは7年前から長野県でそば打ちの修行に励む傍ら、東日本大震災以降、被災地への炊き出しなど支援を行ってきた。現在も長野県内の飲食店などでそばを提供しながら、被災地の状況を語る「そば会」を開催している。
今回の会は、同店を経営する内田こづえさんがインターネット交流サイト「フェイスブック」で塙さんの活動を知ったのがきっかけ。「間接的ではあるが、被災地支援に積極的に取り組んでいる人を応援することも一つの支援」と内田さん。
店内には塙さんがこれまで被災地で行ってきた活動を紹介するパネルが展示され、福島の復興への願いが書かれた短冊が飾られた。多くの客が詰めかけ、塙さんは長野から持参したそば粉で自慢のそばを振舞った。
「第一原発の事故を風化させてはいけない」。
今、塙さんが危惧するのは原発事故が忘れられつつあるのではないかと言うこと。「福島では事故後の現状は何も変わっていない。原発は日本全体で考えるべきこと。賛成でも反対でもいい、無関心でいないで」と訴えた。
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