逗子市議会は12月定例会でこれまでで初となる、タブレット端末の実証実験を行った。議会で資料として使用される数百から千頁以上にもおよぶ紙の削減ができないかと議員から提案があり、9月の議会運営委員会で決定。民間2社から計7台をレンタルした。
今議会では防災計画の改訂もあり、資料は1700頁に及ぶ。端末へは資料の全てをデータ化し、1台に入力。各常任委員会に出席する議員らが共有し、その使い勝手を確かめた。
議場へは携帯電話を含む電子機器の持ち込みが禁じられているため利用はデータの閲覧のみにとどまる。画面には議案や日程など、項目ごとに案件が表示されており、指先ひとつで見たいものを検索することができるのが特徴だ。ただ一方で、議員から「使いなれている紙データの方が扱いやすい」「情報のセキュリティに疑問が残る」「私的の使用との区別がつけられるのか」との意見もあがっており、今後は使い勝手や導入にかかる費用、費用対効果などを踏まえて導入するか否かを検討する。
議会でのタブレット端末利用は県内では前例がないが、海老名市などでは同様の実証実験を行っているという。
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タブレット端末…タブレット(平板)型の持ち運び式のパソコン。キーボードはついておらず、画面の「タッチパネル」に指で触れることで操作できる。ノート型よりも小型で利便性に優れ、場所を問わずインターネットに接続できる。
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